2015年12月31日木曜日

年の瀬

2015年もそろそろ終わろうとしています。
最後のご挨拶はあれを書こうかこれを書こうかと考えていたのですが奈良に帰ると東京での出来事が嘘のように感じられて何も出て来なくなりました。目の前に在るものが全て、美しい景色と大好きな奈良の夜空が今日も本当に美しいです。

2015年もお世話になりました。今年は実はとても新しいことがたくさんあった年でもあって、色んな方々から色んな言葉を頂きました。それを受けて非常になるほどと思い、ここ3年間の一年ずつの意味やサイクルはとても勉強になりました。ここからがまた恐らく新しいところに突入していくのであろうと、新しい年がとても楽しみです。

皆様良いお年をお迎え下さい

2015年12月21日月曜日

solsofarm



 
フクロウにネコ


土偶みたいに美しい根 フィランサス ミラビリス



2015年12月20日日曜日

女子バレーのキャプテンは

昨日はとても良い一日でした。
高校時代に一番最初に声をかけた友人と1年ぶりくらいに会い、昨年末彼女は子供を産んで、親というものになってからやはり今までとは違う一年だったと、そうであっても何だか久しぶりに高校時代の時のような何者でもないあの感じで一緒に過ごせました。仲が良かったと言っても昨日初めて聞いたことも沢山あって、私はとても嬉しく思いました。彼女からしか頂けない感情その2が昨日新たに与えられてやはり私にとってとても大切な人なのだと思いました。

感情その1は彼女の結婚式のスピーチでも話をしたのですが
高校生の時、今思えば実は私は人に興味がそこまで無かったんじゃないかとかただただ良い奴ぶっていただけで好きも嫌いもはっきりしない様子で、彼女はその辺りが私から見てとてもはっきりしていました。ある日何かで私は心を痛めていたことがあって、彼女の前で涙を流したことがありました。彼女はとても端正な顔立ちをしていて非常に美しいのですが私の泣いていた内容を聞いて同じように涙を流して、その光景が部活帰りの踏切の近くでの出来事だったのですが岩が落ちてきたような衝撃を心に感じました。こんな風に誰かに相談されて解決の糸口はあるのだろうかと一緒に考えてみることはあっても、その本人と同じくして涙を流すことは無かったと思い、こんなに一緒になって涙を流してくれる人を見たことが無くて、私はその時からこの人を一生大切にしようと思いました。その時に彼女が私に目の前で見せてくれたことでまた色んな意味で人との関わり合いもきっと変わったのだと思います。そのことはずっとやはりいつまでも根底に忘れずにあって、昨日はまた彼女から新しく感情その2を与えてもらって幸せな気持ちでいっぱいでした。

その幸せな気持ちが続いてなかなか夜も眠れず、でも幸せで眠れないとは本当に有り難いと思いました。

2015年12月17日木曜日

道に迷うサンタさん


cake magazine
photographed by ko-ta shoji
styled daisuke hada
hair : show fujimoto
make : shino ariizumi



この時期必ず現場で盛り上がるのがサンタさんの話

我が家にやってきていたサンタさんは毎年道に迷っていた。

25日の朝になると地域の子供たちがサンタさんからあれを貰ったこれを貰ったと嬉しそうに話していた。「ひろみちゃんはサンタさんに何貰ったん?」

我が家のサンタさんは24日の晩には来ていなかった。毎年毎年、何か悪いことをしたからかなと不安が過りながらも、 きっとお家が分からなくて迷っている内に朝になったんだわと思っていた。

そして翌日26日の朝、枕元にプレゼントが置いてあって、
2日もかかって家を探してくれて、プレゼントを開けてみると全くお願いしたものと違うものが毎年届いていたけど、どこかのお友達のプレゼントと間違えてしまってきっと同じ時間に同じようにビックリしているお友達がどこかにもう一人いるんだと思っていました。奈良の山奥の家を担当してくれていたサンタさんは色んな想像も与えてくれていました。


2015年12月11日金曜日

味覚宇宙


casa BRUTUS 特別編集  ミナ ペルホネンの「コク」を着る。
ph Motohiko Hasui
stylist Chiharu Dodo
hair SHUKO
makeup Yuka Washizu


先日両国の美味しいpanyaさんを見つけてから蔵前橋通りを渡ると名前の通り蔵前に降り立つことになるのですが何やらチャリンコを走らせながら首が後に残る程面白そうな雰囲気が立ち籠めるお店が多くて、土曜日の蔵前が何やら賑わっていると思い



第一土曜日は蔵前が何やら楽しそうなことをやっているそうで
次の第一土曜日はもう来年なのかと思い、このマップの左上に在るsyuroさんへ月曜日に行きました。

入るや本当ご丁寧に暖かいお茶を頂いてそれがまた御盆が銅板で
その上に小さな杯のような湯飲みカップ
素敵な時間をどうもありがとうございました



shuroさんのblogより拝借

紅茶の国イギリスに行くとコーヒーが飲めるようになるのですがなぜか日本に帰ってくると逃げ腰になり、コーヒーの生豆を自ら焙煎して豆から楽しむ友人や、カレーを色んなスパイスで自ら味をつける友人はカレーを宇宙と言っていたし、電車をも動かせる友人は日本全国のラーメン屋さんを巡り、とあるラーメン屋さんでのコメントに
「一口スープを飲めば、まぁ、旨い中華そばの味なのだが・・・と、次の瞬間、口の中に鶏や貝、昆布、香味野菜の何重もの複雑な旨みが広がり、味覚が喜びの小宇宙に突入した。最近のトレンドである低温加熱チャーシューや油分の多いラーメンをたくさん食べている僕にとって、意表を突かれる衝撃。まさに、いかさまのスリルに溺れて、強烈なナイフにぶつかった気分」
と言っていました。

あなたの味覚宇宙募集中






2015年12月9日水曜日

人生に歯ぎしりを

「私の人生に歯ぎしりをする予定なんか無かった」
と家に来るやその言葉が耳に入った。

何やら色々あったようで
「歯ぎしり 原因」と検索エンジンにかけたことも人生に組み込まれていなかったと

彼女との付き合いは非常に長くて小学5年生の時に地域の夏期講習で前後の席になって、夏期講習だからそんなに長いこと一緒には居られなかったけれど一度だけ自宅にお手紙が届き、私もお手紙を書いた。そこから小学校も違うところだったので中学校も別

存在を互いに忘れていたのだが高校の時に再会してお互いを認識し、でもクラスも違い交わることもないまま高校、大学も別々とそしてまた東京で再会するという。とても縁のある彼女。

彼女は昔イギリスにも住んでいたのでなかなかの外人気質な部分もあって、本当に言いたいことを言うし、ストレスはないと言っていた


「歯ぎしり 原因」で明らかになったことがあまりにも衝撃で我が家に言いに来てくれた。

私は彼女がいつも定期的に現れるこの人生が凄く楽しい

2015年12月6日日曜日

土曜のpanyaさん



poker face issue 60 2015-16 latest eyewear collection


       ph: Kenta Sawada



「昨日素敵なパン屋さんを見つけてね」
と友人に
「パン屋さんね」

これだけ見ると普通の会話に見えて、だいたいの標準語は関西人だと気付かれないくらいコンプリートしたのですがパン屋さんと本屋さん
これだけはどうもイントネーションが直らないというか咄嗟にも出ない

panya 標準語だとaの部分にアクセントがくるところ全部同じ音で言うのが関西弁

ロックとかバリバリ黒の革ジャンでやってる素晴らしいshinyaさんというギタリスト(架空) の後輩がshinyaさんと呼ぶときの発音のようらしい。要は人の名前を呼んでいるように聞こえるらしい

「パン屋さんね」

昨日の朝いつもの如くチャリンコを走らせて居たらとても美味しいpanyaさんを見つけてね。それはそれは土曜の朝にパン屋さんに出会う幸せ

http://blog.livedoor.jp/lecoeur_mogi/




2015年12月1日火曜日

無事にニューヨークから帰ってきました。
今年の目標を来年 に持ち越さぬようこれで今年に悔いがないです。こんなに清々しい気持ちでいっぱい。色々口に出してみるとよく分かり、余計に大切なことは何かと問う時間もあって、とても良い時間を過ごせました。
ありがとうございました。

来年はまた新たな目標に向けてススム君



メトロポリタン美術館にて

2015年11月22日日曜日

必殺チャイ

地球の歩き方に書いてあるようなカフェでお茶でもしたいのですがなかなか勇気がなくて馴染みのスターバックスに入りました。

ニューヨークの朝のスタバはスピードが命と言われてやって来たので確かにたくさん並んでいてもすぐに順番が回って来て、でもレジ前に行かないと上のメニューが何と書いてあるのやら
テテテテティーはどこだと本当は日本でいう抹茶ティーラテたるものを見つけたかったのですが急を要していたので目に入った チャイ!と言ってしまい
でもこれならそんなに外れないだろうと思っていたのですが、日本のものとは大きく違ってチャイベースにどうこうしているというよりかは何がベースや。何かがベースでほのかにチャイ!のような味でした。



そしてI'm not Naomi.

2015年11月21日土曜日

ニューヨークの空




step in NY

初めてニューヨークに降り立ちました。夜に到着して空港からマンハッタンに移動する景色を見ていると第一印象としては東京の夜景に似ている。と思い、
朝目が覚めて明るくなった街を見てみると目に入る色がロンドンに少々似ている。と思いました。

色んな人からニューヨークに着くと上がるよというのを聞いていたのですが特に上がるという印象はなく、というか自分に元からその機能が備わってないのかというところに疑問。ただ天気がとても良くて、そして曇りの日でさえも気分が湿っぽくならないのはこれはニューヨークマジックなのかなと思いました。昨日は雨だったのですがロンドンの人達はとんでもなく雨が降っていようがスーツを着ていようが傘をささないのですがニューヨーカーは少々の雨でも傘をさしていました。あと雲のプレッシャーはロンドンも東京もアメリカも全然違うと思いました。日本は現実的で言葉にするのは難しいですがニューヨークはその雲の先の青空に疑いがない雲りで、ロンドンはボーリング作業が必要なんじゃないかというくらい分厚い雲に覆われているような気がします。晴れの日でも雲が縦に伸びているように見えて、浮かんでいるというよりは空に貼り付いたように見えるのです。



2015年11月16日月曜日

生誕

今年も無事に誕生日を迎えることが出来ました。
11月11日という1揃いの日に生誕したのでたくさんの方が覚えていて下さって、最近はどうだという話を久しぶりの友人や色々な方々とすることができました。

何だか年々誕生日間際の心境というのが変わって行き、小さい頃はあと○○日で誕生日だ!誕生日、誕生日、来る、来る、来たー!くらいのテンションだったのが「あ、誕生日。」と来の文字も使わぬ程反応が薄くなってしまいました。

でもたくさんの方からおめでとうと言って貰えることで、この時期にしか感じられない特別な感謝がわき起こって幸せの渦のまま色んなことがどうでもよくなるというのが最近の誕生日の傾向でした。

今年は「誕生日よ終わってくれるな」というくらい楽しくて、次の日は次の日で、この前ブログに登場して下さった「担々麺の純さん」夫妻に美味しい鰻を御馳走になり、3人で畳の上で毎度の熱いトークを交わしました。

そして、今年を振り返る場面があって、何だか最近は前ばかりを見すぎていたのかなかなか掘り出さないと出て来なかったのですが、改めて思い返すと今年は新しいことに色々挑戦したり何かの始まりを示唆するような素晴らしい年だったのかなと思いました。
3月の初舞台、もう一つ現在進行形なのですがこれによってまた来年の目標を新たに設定して高められたら良いなと思っています。

もう一つ初めてというと今発売中のミセス12月号に登場しています。東京に来たての時にミセスにいつか出たいと、12月号を見てくれた友人がそう言っていたよねと言ってくれました。夢が一つ叶いました。実際にシューティングを経験させて貰うと今までの経験やこれから修練して行かねばならぬこと、初めての先輩のシューティングを見たときの感動。経験や技術何もかもがごまかせないものにこれからまた勉強して研究していこうと思いました。ここまで辿り着けたのは本当育てて下さった方々出会って下さった皆様のお陰です。また一つずつ自分の目で確かめて見て聞いて考えて進んで行こと思います。

たくさんのメールやメッセージ、とても励みになりました。
ありがとうございます。

2015.11.11 


2015年11月5日木曜日

11月の服

45Rの11月シーズンのお洋服が始まりました。

写真は江森さん

以前紹介したハードブックの方もこちらの店頭で見られるカタログの方も45Rの皆さんがどれだけこう居心地の良い環境をというか同じ気持ちで居させて頂けて、何よりデザイナーさんが撮影に立ち会って下さるという
とても雰囲気の感じられる有り難やの現場でした。

45Rがシンガポールに初の店舗をオープンする際に撮影したムービーがこちらで観れるので是非にどうぞ

ムービーの撮影は昨日トークショーに途中参戦なさったAniさん


2015年11月4日水曜日

素敵な人達

昨日はJuliaの妹のジェシカの誕生日でした。
姉の計らいにより順々に縁の在る友人達がサプライズ登場をするという
姉妹愛というのはこういうものなのだと昨日はとても良いものをみさせて貰いました。

いとこに一人女の子が居てその彼女が大学を卒業して研修で東京に数ヶ月来るというので何だかそれが凄く楽しみになりました。

そして今日は藤山直美さんの舞台を観てきました。前回大阪でも「かぐや姫」を観劇したのですが時を跨いで恐らく小学生くらいの時にバカ殿様の番組を観ていて隣町のお姫様とかがご訪問なさるシーンがあるのですが、藤山直美さんがお姫様で殿に会いに来たことがあるのですね
その時の回が子供ながらに忘れられないものになって、その時からお姿を見るととても何かを期待してしまう自分が居たのだと思います。

そしてこうして時を超えて舞台という実際に目の前に現れていらっしゃる姿を拝見すると潜在的にどこかワクワクしたものを覚えているのだと思うのですが、もうそのような期待以上に素晴らしいものをいつも観させて頂くのです。

笑い泣くとはこういうことだと藤山直美さんの舞台を観るとそう思うのです。素晴らしいなんていう言葉を使ってもいいのかも分かりませんが生きてて良かったと思えるくらい最高の日だったと思えるのです。

そしてその晩はIMA concept store にて写真家の蓮井さんと笠井爾示さんのトークショーを聞きに行きました。途中からWatanabe Aniさんも参戦して男達の写真に対する想いはめちゃくちゃ面白かったです。魂籠ってたね
撮られる側として参戦したいくらいでした。最高でした。

凄い緑のハイネックセーターを着てちょっとニヤついた変な顔をしながらパソコンに向かって書いている姿を想像してもらえれば
昨日も今日も物凄く楽しかったです。

少々課題が出ていて若干気持ちが100向かないがために長々と筆をとってしまいました。ちゃんとやってから朝を迎えようと思うので少し弾ませた状態でこれから課題に向かおうと思います。

ありがとうございました


2015年11月2日月曜日

11月の雨

今日は雨です。久しぶりに雨を観ました。
最近またゴロゴロっと陰ながら動く事があって、ロンドンから帰ってから多分忙しさが良い忙しさだったか分からないもので記憶がとても薄いのですが、最近久しぶりの方達との再会で立ち止まる瞬間があって、熟熟と会話を繰り広げて居たら色々と気が付く事がありました。
きっととても良い状況にいるのだと夜寝るときと朝起きるときの感じが最近はとても良いようです。

何かと口数は少ない方なのですが最近はよく喋り面白い事を発見したのでよく笑っています。

金曜日の夜に、上京する前からの10年くらい友人のJuliaのライブに行ってきました。
最近よく行くのですが凄いわ。観ていて聞いていて、ずっと知っているので余計に凄い。私にとっていつも何かしらの二文字を示唆させてくれるJuliaの歌なのですが、本当ロンドンに居るときもよく聞いていました。juliaの歌を聴くと何か次の日には何かが動いたり、私にとって凄く不思議な力の在るJuliaの歌なのです。

ジュリアのELLEの記事ですこれ
http://www.elle.co.jp/fashion/style/profile/julia
スーパープリティです

次は11月6日から8日にCOMMUNE 246でExperience Sweden!-Swedish Life Style 2015というイベントが行われるそうで、その中の11月8日13時半から14時15分にJuliaがライブをするそうです。

そういえばスウェーデン行った事ありましたわ。物凄くその辺りで歩いている犬が格好良くて、これが薬局なのというくらい可愛らしいピンク色の建物だったり、美味しい北欧風ポンカン菓子みたいなものが気に入って買って帰りました。

スウェーデンに少々便乗させて貰って次のOdalisque magazineこれスウェーデンの雑誌なのですがcoverになっています←裏かも知れませんが洋雑誌が置いてあるところには現れるかと思うので見かけてください




オラは雨の日を楽しむ。






2015年10月19日月曜日

sulvam 2016ss

opened for sulvam 2016ss  


音楽やライトを頼りに、モデルの皆が繋いで行くものと、ショーは観に来て下さっている皆さんと一緒につくるものなのだと久しぶりに暖かく大きな空気を感じました。

そしてデザイナーさんの純粋な心や演出の方の懐のお陰もあって、またこういうショーに立ち会えて本当に良かったとまだまだ自分も頑張らないとという気持ちになりました。




2015年10月14日水曜日

CREA


CREA 11月号


ph Seiji Shirakawa
styling Naoko Shiina
hair Tomihiro Kono
make Michiru
fashion direction Asako Kanno



2015年10月13日火曜日

ロンドンのお兄さんが帰ってきました。


union magazine presents exhibition
09 October-14 October
AL GALLERY

3-7-17 Ebisu-minami Shibuya-ku Tokyo 150-0002


and

when he was in japan in Spring for

unflop magazine 




 photo by Piczo in London



2015年10月5日月曜日

2015年10月2日金曜日

SAKURA


先月頭に本当久しぶりにhairのTomiさんに撮影で会って、ロンドンで散切りになっていた髪の毛を少し整えて貰いながら色々ロンドンでの出来事の話をしました。私がロンドンに渡った頃にはTomiさんもSayakaさんもニューヨークに移ってしまってロンドンでは会えなかったけれど私の中のロンドンはこうだったああだったという話をしながら、ロンドンについて色々話をしているのが凄く不思議でした。

3年前二人がたまたまロンドンから日本に帰国していた際にある写真展で初めてお会いして、一緒に作品を作ろうよという気軽なお声がけに
まだ全然何も分かっていないこんな私ですが良いのでしょうかと思いながら、その5ヶ月後くらい桜が散る頃に本当に連絡があって、
八王子の公園に向かいました。

sayakaさんの心地良いシャッターの元でその瞬間をただただ感じて、3人で撮った物凄くハンドメイドな撮影は私にとって一生忘れられないものになりました。
そしてこの時二人から『ロンドン』という名を聞いていなかったらあの日私はロンドンに行ってみようなんて想像もつかなかったと思います。

私にとって二人との出会いとこの写真との出会いが大きな道しるべになりました。


Sayaka Maruyama's first exhibition in NY at Plus81 Gallery

167 Elizabeth Street New York, NY 10012

3 October - 15 November

Ph Sayaka Maruyama
Hair Tomihiro Kono

2015年9月29日火曜日

kolorを着る

a story about 「colorを着る」in GINZA magazine
 issue 220 October 2015


by  Yasutomo Ebisu, Michiko Yuasa, Hiroko Ishikawa, Ito Kuriyama
with Daria and Sam

2015年9月28日月曜日

幽玄懺悔


先週大阪でお仕事があったので一日奈良に帰りました。
月夜の鈴虫の音を聞きながら床について、朝は庭の葉っぱに落ちる雨の雫の音で目が覚めました。遂一週間程前にも一日奈良に帰ったのですがその時はまだ鈴虫と蝉が一緒に鳴いていました。もうすっかり秋です。

その前の週は新薬師寺の裏に或る入江泰山記念奈良市写真美術館で奈良出身のフォトグラファーNAOKIさんの写真展のレセプションに参加しました。実はNAOKIさんは同じ高校の大先輩にあたるのですが、数日前に 何かスピーチをという宣告を受け、私の写真展に行くという気軽な感じが一変しました。

でもいつも友人の結婚式のスピーチを頼まれたときもその場に思い浮かんだことをツラツラ並べてしまうので(必ず後からちょっと後悔するにも関わらず。そして友人の結婚式のスピーチとはまた訳が違うことに気付いてくれ)この日もその場で浮かんだことを口にしようとオープニングパーティーが始まって1分も経たないうちにマイクが回ってきました。


いやはや奈良の諸先輩の中でこんな大きな女が何を話すのだろうという感じだったと思います。あまりにも早いマイクだったのでマイクを受け取ってから10秒(体感はそのくらいだったような)ほど固まってから話し始めた第一声に自分もビックリしましたが、結局長いこと何かを喋っていたように思います。何を喋ったかは覚えていないのですが、その後皆様と一緒に展示を見ながら、しかしスピーチのあとはずっとドキドキが止まらずしていたら「これはあなた?」と写真に写る全然違う女性を見ながら3人のお母様が喋りかけて下さって、そんな一言から20分程お母様方の人生についてのお話を聞かせて下さり、何度か目に溜まる物がありました。


幽玄なるお母様方を目の前にし、海外から帰ると必ずや奈良に帰って仏像を見たり鹿を見たり、奈良は変わらずずっと奈良だと、とても懐が深い土地であると、奈良に住んでいるときは全く何も感じなかったのですが、東京に出て、そして日本の外に出て自分の個性みたいなものはなんなのかといつも見失えばヒントが私には奈良にありました。

NAOKIさんありがとう



2015年9月23日水曜日

L'Officiel Manila


A new story "STRANGER THAN FICTION" in L'Officiel Manila
September issue


made by Vien Tran, Pam Quinones, Ken, Junko Shimbori, Cailin Hill, Philippa Andren, Konami Kitagawa, Kanako Oshima and Thank you very much Keith Washington


2015年9月22日火曜日

お湯を沸かす

何だか今日はとても静かな朝だと思い暖かい紅茶を飲むために今お湯を沸かしています。

田舎育ちなもので東京でもなんでそんなところに住んでいるのかという質問が飛んでくることが多いのですが比較的静かなところに住んでいます。
ある日を境にお隣の工事が始まって、カンカンと金属の音が鳴り響くようになり、心の中でオーマイガーと思っていたのですがそんなことにも慣れ、そしてまたある日から東側で工事が始まり、現在南と東が工事中です。

シルバーウィークともあって、物凄い静けさの中に今いるのですがこんなに世の中は静かだったのかと思う程です。

しばらく空けてしまったブログですが書こうと思うと書けないので、とりあえず画面を開けてみて打ち始める体制なのですが今頭に出てくることが二つあって、そのうちの一つを続けてみようかと思います。

高校や大学の友人とは二人で夜ご飯を食べたりするのですが東京に出て来てから二人で食事をするような友人はなかなか多くは出来ず、お茶はする、ランチは行ける、夜ご飯を二人で食べる、とどんどん難易度が上がって行く訳ですが私のお姉ちゃん的存在に純さんと言う人がいます。昨日現代美術館に二人で行った後に清澄白河に或るもんじゃ屋を訪れました。
だから今日目が覚めて気持ちが晴れ晴れしているのかも知れません。

夏の暑い日に『紘未ちゃん、一緒に担々麺食べない?』と声をかけてくれたり、そんなことを言ってくれる人が何人居るだろうかと、この2年半くらい落ち着いて東京に居なかったお陰で今また色んなところで再会する方々がどれだけ自分にとって大切な人だったんだろうと昨日は純さんに色々話している中で気付かせて貰えたことがたくさんありました。
どんな時間も大切にしないとなと思いながら、もう一度お湯を沸かしてきます。



2015年8月29日土曜日

黒心

幾日か自分の中でやったことのないような仕事をして、とても緊張に駆られ、でも全て引っ括めて凄く良かったと思える時間になって、その夜静かにイスに座っていたら、ふっと頭に過ったことがあった。いそいそとパソコンで調べていたらジョン・ロシャがコレクションから引退していたことに今気が付いて、そんな自分にショックを受けた。が、30年もロンドンコレクションに出続けて、コレクションのスケジュールに人生をあわせてきたことを、これからはプライベートのカレンダーで生きるという記事を見つけて、何だか心から溢れるものがあった。

初めてロンドンのコレクションに挑戦した時に一番最初に見つけてくれたのがJohnだった。フィッティングに呼ばれた時、白い壁のアトリエにJohnの美しい黒い服達がかかっていて、その時初めて服が呼吸してる!って思って、2シーズン目はフィッティングで服を着た時にJohnの心が宿ってるって思った。それが彼の最後のコレクションだった。
知らなかった。私は彼と彼の服に出会って、最後のコレクションになったフィッティングの時、あなたはJohn Rochaにとって最高のモデルという言葉を貰って、服に対する考えもコレクションに出るということも、服を着るということも全ての考えが変わった。上手くまだ英語が話せなくて、ちゃんと伝えられなかったかも知れないけど、Johnのスタイリストさんに服を着た時彼の心を感じたって言った。その時の彼女の優しい表情からして多分何かしら伝わったと思う。Johnが続けた30年の内のほんの1年だったけど、彼のコレクションの時代と私がモデルで居る時間が重なって本当に感謝の気持ちでいっぱいになった。
彼に出会うのと出会わなかったのとでは大きく違った。
心から本当にありがとう。


I had worked a few days,which I have never experienced.  I have been so nervous,but I now think it was a splendid time.
 What came up to my mind,when sitting on a chair was about John Rocha. I searched about him on the web, and knew he had retired from the collection, and it led me to be shocked.
He had been working for around thirty years and his life was controlled by the schedules of collections, and he says that he will now live for his private life,and this made my heart move. 

His show was the first for me to take part in the London collection. When I went to the fitting, I saw John's beautiful black dresses on the white wall and I first felt the dresses are alive. When I wore at the next season, I thought his dresses spirit is inside.That was his last collection,which I didn't know.
During the fitting,the stylist said that I am one of the top models to fit in his clothes. Attending his last show, my thinking of clothes and taking part in collections has slightly changed. I told this to the stylist, though I'm not sure if they understood my English but she smiled kindly so maybe she knew what I was saying. I really appreciate that the time of me being a model, and the generation of his collections has been the same,thought it is only a year.

Thank you very much. I really want to say to him from my heart.




2015年8月24日月曜日

残夏の決意



世界水泳の番組で松岡修造さんがロシアから
「日本の皆さんウルトラこんばんは」と始めていらっしゃったので中学の授業以来全くの無縁に終わっていた水泳を改めて見て、人ってこんなに速く美しく泳げるのかと感動し

苦手なことにランクインしていた水泳を中学生以来やってみることにしました。

全てをとりあえず買い揃え、この写真を友人に見せたら
「速そう」

実際速いは速いねん。息継ぎ出来ひんから。

溺れるか泳ぎきるか

泳ぎきるやろ。


水泳に関してこれ以上はまだ言いませんが、久しぶりにゴーグルを着けて、あの頃より大人になったもので
『たまねぎを切る』という作業に陸上でも有効活用が出来て非常に満足です。

2015年8月16日日曜日