2016年8月31日水曜日

八月よ

たくさんの人と経験に出会えた8月よ本当にありがとう。





2016.8 in NY



蝉時雨

2016年8月29日月曜日

マジカル

ブロードウェイを観に行って、私も踊れるようになりたいと思い
先日の舞台で共演させて頂いた彦坂文香ちゃんの勧めで broadway dance center の Justin Boccitto 先生のシアターダンスのレッスンを受けに行きました。
正直扉を入るのにとっても緊張したけれど、そしてレッスン中ヒートアップしすぎて先生が何を言っているか途中分からなかったのですが、先生が何を伝えたいかが伝わってきて、ダンスの楽しさを知ることになりました。

日本に帰ってからもダンスはこれからも続けてやっていこうと思います。ダンスの皆無だった頃の自分からまさかダンスなんて一生やる日が来るなんて思わなかったのに、でも新しいことをやっていける楽しみが今は楽しみで仕方ないです。


ホイットニー美術館にて

45R in Hawai

木曜日に45Rのハワイ店がオープンしました。45Rさんの撮影に携わるようになって、働いていらっしゃる方々や、拘りやコンセプトに、デザイナーの井上保美さんの人としての素敵さにいつも感激しています。



写真はいつもお世話になっているAniさん。同じ事務所の高野さんも45Rのメンズウエアで登場しています。Aniさんが撮った高野さん、なんとなくこの二人は似ている所があるような気がして個人的に二人の写真を結構楽しみにしています。


オープン前日の写真をAniさんのインスタグラムより



そしてルミネも8/31リニューアルオープンです。



ニューヨークも秋が近付いてきました。

2016年8月26日金曜日

脱皮エブリデイ

Outgrowing Everyday

ニューヨークに来て毎日、今日も素敵な日だったと思って眠りについています。
After coming to N.Y., every day I fall asleep thinking today was a happy day.

街で会う人会う人がヒントを与えてくれて、そしてまたその通りに進んでみるとまた素敵な答えに出会えて、今日はこんな素敵なことがあったから明日はもっと素敵になるって、毎日生まれ変わっているみたいです。

Every person I met on the street gives me a hint. By taking that hint, I can find another wonderful answer. I feel things are getting more and more fabulous day by day, as if I'm reborn everyday.


先日今回の目的でもあるミュージカルを観てきました。
As one of the purpose of my stay this time, I went to see a musical, "Kinky Boots"

実はニューヨークに来る前に大阪で日本版のキンキーブーツを観てきました。隣に座っていらっしゃったカップルの男性の方が最初は「女性ばっかりやん」って言っていたのですが、もう誰よりも一番に楽しんでいらっしゃったので私はとっても良い席に座ったなと、最後は会場もオールスタンディングオーベーションで本当に楽しませて頂きました。

それもあって話も覚えて居たのでこれは楽しめるんじゃないかと一発目に行きました。
そしたらもう、感動しすぎて口に押さえた手が口から離れないとはこのことだというくらい。あんな風に歌えたらいいな、踊れたらいいな、どんなに気持ち良いんだろうって、最後には私もあんな風に歌ってみたい、踊ってみたい、歌えるようになりたい、踊れるようになりたいって、夢が膨らみました。

My body trembled with emotion. I put my hand over my mouth and couldn't move it. Wish I could sing and dance like that... How exhilarating it would be? I wanna sing...I wanna dance... Can I just try? My ambition became bigger.

本当に夢を与えるってこういうことじゃないかと。もう感激で震えて、知らない隣のおばさんとも最後はハグをし、ブロードウェイを観る観客は逐一の喜びも悲しみも一緒に声に出して共有し、最初やはり役者の人種の多様性というところがまた非常に素晴らしいと思いました。なんかこれぞアメリカ!というか、ファッションもこう色んな国の人々が一同に集まるそういう魅力があって、とにかく素敵でどう伝えたら良いか分からないです。私、ニューヨークには来るタイミングは正直何回かあって、でもなかなか来れなくて、きっと一番良い時に来させてもらったんだと、本当にありがとうございます。

An audience shared their delight and sorrow by their voice, and a diversity of actors touched my heart. This might be what is called bringing hope to people. I have had many opportunities to come to      N.Y. This is right time for me. I appreciate very much.

世界のどこに居ても

会う人には会うのだ。


まずはお馴染みなっちゃん。だいたいヨーロッパのどこかに居るのでロンドンでも急に現れ、日本でも急に現れ、今回初めてニューヨークで会えました。


彼女は世界のnatureを求めて
なっちゃんのfacebookより

最近のなっちゃんのアリゾナの砂漠での出来事や、どんな時も必ずなんとかなるという自信と冒険心でいつも目が輝いています。今はメキシコに行ってしまったわ。



そしてそしてまさかのこの二人
パリで一番お世話になった雲平さんとあさみさん
二人とももう2年くらい会ってなくて、パリに行くことも無かったから元気かなと度々頭に過ることがあって、そしたらまさかのホリデーニューヨーク。やっとやっと会えました。

巡り巡って必ずどこかで会える御縁は不思議なものだと海外に来ると必ず思うわ。世界中のどこに居ても会える人には必ず会える。

2016年8月24日水曜日

ヨーグルトの在り方


rezorred magazine 
狼と子鹿シリーズ shot by Kai Cheche

同じ事務所の金髪nanaちゃんが教えてくれた美味しいヨーグルト屋さんに行ってきました。

379 broom st. new york, ny 10013

ヨーグルト押しのお店は初めて見ました。

自分の好みに偏りそうだったのでお店の方にお勧めを聞いてみた所
イチゴと薔薇の何かが出てきました。フローラルや。in NY



2016年8月23日火曜日

モマ

こ、これがかの有名なMOMAですか!心の中で何度言ったか。

建物と人が人類の進化みたいになってる!


色んな展示があります。


もはや見ている人も展示に参加。

この二人がこの絵の前でずっと話し込んでいて、凄い聞きたかったのですが何やったんやろ。


天才バスキア先生。バスキア先生の映画を映画館に観に行きました。

ニューヨークのGreat jones street またの名をバスキア通りにも行きました。

その通りにはかつてのアトリエがあって今は日本食料理屋さんとお肉屋さんになっているそうな。

これが入り口です。

2階の窓が明るくなっているだけで凄くドキドキしてしまった。

バスキア先生について詳しい友人がアンディウォーホル先生との関係性や色んなことをこと細かに教えてくれてここから離れらず、新たな2つの動画を紹介してくれたので、日本に帰ったら見るのだ。


MOMAに戻りまして
お馴染みジャクソンポロック先生。先生の絵はカオスじゃないです。

モディリアーニ先生

こういうのが結構好きです。
ファッションシュートみたい


クリムト先生はもうモナリザ級に人がたくさん居て正面からの写真は難しいです。




 
でもやっぱり写真が好き

yoshimotoキューブの吉本さんがデザインしたMOMA Tシャツとこのミトンを買って帰ります。





2016年8月22日月曜日

器を買う


友人がとっておきの場所に連れて来てくれました。
あれがブルックリンから見るマンハッタンやで。と(この景色の左)
ニューヨークはなぜかニューヨーク来たー!という感じが全然しなくて、
ロンドンはロンドン来たー!多分若干来てもうた感があるのですが、何やろうこの感じは。

ブルックリンの素敵な陶器がたくさん売っているお店に来て、その素敵さに終止感動。


「こういうものを一生作って暮らしたいよ」って友人に3回言いました。

なんか全然見せ方が違うねんな。
帰るまでに何か一つ買って帰ります。


2016年8月21日日曜日

満月の夜に


ニューヨークに来てもう既に気が付いたことがいくつかあって、
今までどこに行ってもモデルのことを絡めて考えて来てしまって居て、長らく自分の本当に気持ちを忘れていたんじゃないかと思って、毎日白い紙に1行1行予定が足されて行って、赴くままに歩いて立ち止まって人と話して笑って、また歩いて。

そんな時間が本当に今は幸せに思えて、自分が今コレから何をやっていきたいのか、どうしたいのか、舞台で色んな感情を露にさせて貰えたからこそきっと分かることがあると思って、勢いで来てしまいました。だけど既に色々分かったことがあって、20代にやっておきたいこと全部やろうって思えて、それが至極普通のことかもしれないけど19歳の時にひょんなことからモデルという仕事が始まって、ずっとモデルという軸から逸れず、とても良かったこともいっぱいあって、だけど私自分で好きな服とか何が好きかとか美味しいご飯屋さんも全然知らなくて。

お洋服はお仕事でとても素敵な服を着せて貰っていたし、普段はだいたいシンプルで体形の分かりやすい服とかそういうのばかりで、とにかくお洋服にはお金がかからなかった。ご飯だって自分で作って食べることばかりで、勿論健康にも色んな面でも凄く大事だったから。だけどこの衣と食は出会う人や人とのコミュニケーションに凄く大事なことで、それが私には本当に欠けていたなって思いました。



ニューヨークに来て友人が連れて行ってくれた素敵なお店に、satomi kawakitaさんのジュエリーが置いてあって、私はあまり身につけるものに興味がそんなに無かったのですが、この方のジュエリーをどこかで拝見してから惹かれるものがあって、ここで初めて近くで見た時にこの方のジュエリーは本当に素敵だと自然に言っている自分が居ました。
もう一つセレクトショップに行ってはたくさん欲しいと思えるものがあって、日本で滅多に買い物に行かないので、これもあれも欲しいって自分に物欲があったんだと驚きました。でもこれは凄く大事なことだった。本当の自分を知るためにも。モデルのお仕事はとても素晴らしいし大変なことだけれど、その分どんなお洋服にもエネルギーや世界観を合わせて行ける準備も必要だった。あまり器用ではなかったのでそこに焦点を合わせるためにそういう欲をどこかで制御していたかも知れない。
兼ねてから好きなものは好きと、マッキーのどんなときもが非常に好きで聞いてしまっていたのはそうなりたいからだったのだと思う。これからは美味しいご飯を食べて素敵な人達と笑う人生にするのだ。一つの答えが満月の日に出ました。



At the full moon night

 New York made me realize some important things(though I came here just the other day). Until now wherever in the world I go a consciousness of being a model never left my mind, and maybe that consciousness kept me from feeling freely. Now I have a totally blank space in my schedule which I can fill in with what I want to do. I can stroll, I can stop, I can chat, I can laugh, and I can stroll again.

 I'm really grateful for these good times. I came here because I thought after revealing diverse emotions on the stage I would be able to find out what I want to do from now and what I want to be in the future. It may sound cliche, but one clear thing for me is that I should carry out what I want to do in my twenties. I became a model unexpectedly when I was 19. Since then working as a model has been at the center of my life. It is true that I had many wonderful experience as a model, but it is also true that I'm still not sure about my own wants... What do I want to wear? What do I like? Which restaurant  should I go?

 About Clothes, I've been wearing plain ones usually and never spent much money on clothes, because I could wear fine ones in my job. About food, I've been cooking by myself and rarely eat out, because I have to keep myself in good shape. But clothing and food are the things you have to care about when you communicate with others, I didn't understand that.

 Usually I'm not so interested in jewelry, but exceptionally the one made by Satomi Kawakita-san once attracted me. This time I had a chance to see that one close up in the shop where my friend brought me, and fond myself saying with naturalness that I love this.

 Additionally, there are  many clothes I'd like to buy in this select shop. I rarely go shopping in Japan, so I didn't know I have so many wants. But this is truly important to reclaim my own identity. The job of model is wonderful but tough, it requires that you adjust yourself for the energy and atmosphere of each clothes. I might have been suppressing my wants to concentrate on being a model.
 I' ve been found of the song "Donnatokimo"by Noriyuki Makihara for a long time, maybe because I wanted to live that way. I want to enjoy my life, having excellent meals and laughing with the ones I love. I arrived at one conclusion at the full moon night.

2016年8月19日金曜日

水牛モッツァレラ

Water buffalo and Mozzarella cheese

何だか舞台をやっている最中は朝から日付が変わる近くまでずっと稽古稽古で帰ってからもその日の課題を持ち帰り、寝ても覚めても稽古をしていたのでこの時差ぼけのままに勢いで来てしまった。

 I had been practicing for the stage play every day from morning till midnight, even after returning home, and even in my dreams. That momentum made me feel like jet-lagged and led me to this place.


いつも何かとフライトはスムーズにいったことがほとんどないのですが、この度もまさかの満席で席が無いという状況。結構最近は何があってもそうかと思えるようになったので、お返事をお待ちしつつ。

吉報プレミアムエコノミー

I had hardly ever had a flight without trouble. This time I was announced that there was no seat available, but I've got accustomed to this kind of problem recently. I just saw what comes next, and finally they served me with a PREMIUM economy seat. What luck!

もうそれだけでワクワクが止まらず、カーテンの向こうではビジネスクラスの住人が垣間見えるは、隣に座っている女性があまりにも素敵で、出来る女性とはこういうことなのかと終止感動。サービスと言ったら自分が席を立つ前に何もかも察して下さって、座ってるだけやないか!なんという。

I got exited and was impressed by everything I saw: the people flying business class behind the curtain, a surprisingly elegant woman sitting next to me ... Crew members were so sensitive that all i had to do was just sitting and requesting. Wow.

快適な空の旅とはこういうことだと、とんでもないくらい良い経験をさせて貰って、この1ヶ月半在る意味の禁欲生活だったので、DVDを見ることも、本を読むことも何もかもが感動でたまらないです。舞台でエネルギーを発散した分、吸収率が半端ない気がして、街を歩いているだけでもワクワクがとまらないです。

I did enjoy what is called a comfortable flight. In a certain sense I led a stoic life for those one and a half months, so I found deep emotion in watching films and reading books. I can't stop feeling excited by just strolling the streets, maybe because now is the time to learn from the world outside after having invested all energy in the stage play.

初日は友人が会社を立ち上げたとのことでお祝いをして、美味しいパスタを食べました。
水牛の大きなモッツァレラみたいなものが美味しいのだと彼女がニコニコして言うのでそれだけでも幸せで、この部分が美味しいのだと真っ先に切って私のお皿に乗せてくれたのがまたたまらなく嬉しかったです。可愛い人や。

On the first day I ate delicious pastas with my friend to congratulate her on her establishing a new company. I was happy to see her smiling when she talks about her recommendation. When a meat dish was provided, she made me even happier by serving me the best tasty part herself. What lovely friend.

2016年8月16日火曜日

夏のカレー



幼なじみと美しいご飯を食べに行きました。


そして初めて流しそうめんを見ました。


それを横目に鮎が出て来て、友人は躊躇しながら、尻尾を齧りながらお店の方に全部食べられますか?と聞いていたのですが既に頭から齧り付いていた私はピラニアにでもいかれたのかという無惨な鮎の姿が皿にのっていました。今も昔も変わらぬ野生児っぷりに友人は笑っていました。

いつの間にか大きくなってしまった。こんなところでご飯を食べたりしているのが不思議や。なかなか帰省出来ないので年に一回、二回、これからも行きたいと思った所に必ず行こうという約束をしました。
川床で食事を済ませて近くの貴船神社に行きました。今年はずっと稽古場に缶詰だったので花火を見ることが出来なかったのですが、手水の水面が花火みたいでとても綺麗でした。


その次の日は幼なじみのお家で皆でカレーを食べました。おじちゃんもおばちゃんも元気で、また来年も再来年も皆でカレーを食べる約束をしました。

2016年8月14日日曜日

コケモス

ずっと行きたいと思っていた苔寺に行きました。

イギリスのフォトグラファーさんのところへgo seeに行った時に、だいたいfrom Japan というと眉毛がクイっとJAPAN!!?と返ってくるので、ホームタウンの奈良はあまり知られていないのですが、大阪とか京都の隣だというとだいたい分かってくれます。

そのフォトグラファーさんがずっとモスモス言ってくるので新手の日本語の電話対応の真似をしているのかと思いニコニコしていたら、苔寺の写真を見せてくれました。

あー!コケ!

と日本語を教えると今度は新手のニワトリみたいになっていました。

そんなことから美しい画像に衝撃を受けてからいつか必ず行こうと苦節二年。
漸く辿り着きました。


人生の悔いが一つなくなったような気持ちになりました。


春日山の原始林が奈良にあるのですが、白糸の滝だったかな、そこの辺りで苔生すという言葉を初めて知り、苔の優しさに触れました。苔は何かを救う。

苔寺はお守りもお守り袋も苔色でした。

2016年8月13日土曜日

hatsutoki



舞台が終わって、何だか生まれ変わったみたいです。

hatsutoki 2016AW


photography by Hiroko Matsubara