2018年12月16日日曜日

行き先

最近また気が付いた事があったんです。
自分が小さい頃に無条件に興味があったものについて。
生まれて毎日見るものや嗅ぐものや情報やと現れるんですけど、無条件に小さい頃から好きなものは不思議な事に、今でも心がドキドキするって。

僕ペルーにずっと、ナスカの地上絵を見に行きたくて、
昨日図書館でナスカの地上絵の本を借りたんです。

その本を読んでめちゃくちゃ記憶に残っているのが
地上絵研究の第一人者マリア・ライヘさんと楠田枝里子さん
(楠田枝里子さんいうたら、小さい頃ほんまに楽しみにしてた「世界まる見え!テレビ特捜部」の司会を所ジョージさんとビートたけしさんと務めていらっしゃいました)

近年自分の中で薄々感じていた事があったんです。
生まれてこの方、まだ経験も浅い子供がたくさん選べる中で「これ」って熱望する興味にやっぱりもう一回耳を傾けた方がいいなって。

本を読むのが本当に苦手だった自分が、恩田陸さんの「上と外」のあの見開き4分割されてる長文を上下巻一気に読めたのは、確実にマヤ文明や遺跡が関係している。
そして、「アマゾンの料理人」の太田シェフの著書を読んでドキドキが止まらず
(感激しすぎてご本人にメッセージを送ってしまった件。いつぞやのブログに。。)
僕、何でか分からないけど小さい頃からここに興味あるって、行った事無いのに思えるって凄い事やって思うんです。

幼稚園の時、ブラジルに行きたくて、日本の反対側にあるって先生言うてたから毎日砂場掘ってて。風がどこからとも無く吹いてくるけどこれはブラジルの、私と同じくらいのお友達の頬っぺたにも当たってここまで来てるんかなって。
今一度自分の好きを好きっていうか身体が反応する所に足を運ぶべきやなって思ったんです。
今まで海外行くにしても、仕事のため、現状の自分の思い描いた夢の先のために行っていたけど、本当の自分のために行くことってあったんやろか。「旅行」っていう感覚で行った事あったんやろか。自分で本当に行きたい所に向かうのって、感覚がちょっと旅行と違う感じがする。何かを確かめに行くような自分の心の中に問いかけるようなものに見える。

その想いが止まらなくて、もう来年の行き先決まったって勝手に思っている。

2018年12月12日水曜日

鹿の呟き




僕、最近思うんですけど、美味しいお料理ってお塩が大きく関係してるんちゃうかなって。

先月奈良に帰った時に菜畑にあるア・ヴォートル・サンテさんに行ったんです。
ここのお料理、一口食べて、無駄なものが一つも入ってないって思ったんです。
食べ進めていくと、全てが口の中で素晴らしいハーモニーになってて、何も誰かが突出して気になるみたいなことがなかった。

あれはなんやったんかなと思ったんですけど、塩ちゃうかなて。
塩加減なのか、それぞれの料理に入れる塩のタイミングなのか、はたまた塩事態なのか。
全部がきっと絶妙なんじゃないかと思って。
解明できひんねん。でもめちゃくちゃ興味あるねん。
世界中の塩見つけにいこかな。



本で読んだ事あんねん。この時にはこの塩、この時にはこの塩が良いって。
武田信玄さんも塩受け取ってはったしな。
ちゃんとあんねん。なんか身体がすんなり受け入れられるハーモニーみたいなのが、
なんかやっぱ塩が関係してるんちゃうかて。

恵比寿の大好きなというか、恵比寿行ったらなぜか身体がそっちに向いてしまうパン屋さんあんねん。空と麦と
っていうねんけど、名前も最高やろ



オーナーの人かな、作り手の人と少し話す事あってんけど、塩に拘ってはってん。確かお店にも売ってるねんけど東南アジア、確かベトナムのお塩使ってはったんちゃうかったかな。

塩、塩、塩気になるわ。



ええ塩梅

2018年12月11日火曜日

キリギリス

昨日事務所に行く事があったので、出ている雑誌を持ち帰り、
最初から最後まで見ていました。

町を歩いていてもなかなか「これ」と思うものに出会わないのと、思ったとしてもなかなか買うまでに至らないことも多くて。
GLOWを見ていて、これ素敵と思うものを最初は写真にとっていたんですけど、ちょっと切り抜いてみました。

モデルになりたての頃はファッションのお勉強と題して切り抜いたり、モデルとしての資料を集めたものですが、自分の好きを知る前に、当て込んで下さるお洋服で自分はこういうのが似合うんだ、こういう見られ方なんだと、どこか認識してしまっていて、結局自分の好きってなんだったんだろうと再出発をしているところです。

雑誌の発売と共にいち早く自分の好きに敏感な方々は雑誌からそれぞれのアイテムを見て、気になったものはそれを販売しているお店に電話をかけたりすると聞きました。
私も自分が素敵だなと思うものは実際見に行ったりしてみようと思いました。
また雑誌で見るのと、実際見るのと、そして袖を通すのと、全然違うと思うので、やっぱり町には繰り出すべきだなと。

最近 land of tomorrow に行った時に気になって店員さんと色々話していたhumのアイテムが載っていて、
今一度、雑誌を切り抜こうと思い始めたhumのリングです。

実際見ると黒めのシルバーなので、このシリーズがお並びになっているといかつめに見えていたのですが、つけてみると雰囲気が違って、今でもやっぱりちょっと他と違った感じを覚えています。

2018年11月28日水曜日

鹿の栞

昨日、待ち合わせの合間に本屋に立ち寄りました。

パラっと捲ったところに
これ、まさに私ですやん。というのがあって
「本を読めないのはただただそこに座っている集中力がないだけ」

言われてしまった。

よし。と思い、別の気になった本を購入しました。
その晩お家に帰ると、幼稚園からの友人から
「鹿の栞」のプレゼントが届いていました。

はい。僕はもう、本屋で一目見て気になったものは購入して
これから素敵な時間に当てたいと思います。

既にまた2019年何をするかが着々と色付き始めています。


GLOW発売です。
Ph Yuji Takeuchi
Styling Yumiko Miura
Hair&Make NORI

2018年11月26日月曜日

靴下

長年靴下を探していて
結局消耗品ということもあったので、
いつも通り使い勝手の良いものばかりを買ってしまっていたのが遂に

AURALEE の靴下を買いました。


長生きして貰えるように大事に大事に手洗いしています。


AURALEEのインスタグラムを見ると
昔 onKuL の撮影でお世話になったページがありました。
写真は大森克己さん

2018年11月24日土曜日

芳しき

日本では六本木のグランドハイアットの中にしか無かったFUEGUIAが今
GINZA SIXでポップアップをしています。

いくつかプレゼントをしたことがあって、ここのものは本当に素晴らしいです。
「草原で眠っている鯨」とか、一つ一つの香水に物語があって、
香りを嗅ぎながら絵本が浮かびます。


FUEGUIAさんのブログよりおかりしました

グランドハイアットのお店をデザインをされたトニー・チーさんの香りもあるんです。
その人に香りを作ってプレゼントするなんていうことが出来るなんて、
なんて素晴らしいんだ。

香りが実は無いものもあって、
その人のフェロモンと一緒になって初めて香りが生まれる
という香水もあります。

是非端から、香りを楽しんで欲しいです。


2018年11月21日水曜日

柿衣

JUNMIKAMIの純さんと
今度一緒にラピヨッシュに行く約束をしました。
ワイン好きの純さんをいつか御連れしたいと思い、今年の募る話を。

一昨日、JUNMIKAMIさんのショールームでもあるCEMENT STOREが
年に一度の、
原宿のラフォーレでPOP UP SHOPをするので行ってきました。
代表の田島さんがセレクトした、
今回は白を基調としたアイテムが並び、
開催二日目の朝に行ったのですが

純さんがこのイベント用に作成したニットは即売れてしまったそうな。

純さんCEMENTさんへの御手土産に、
この度はHIGASHIYAさんの柿衣を持って行きました。
この柿衣、初めて食べた時に「なぬ。」と思い、
柿の中にバターが丸ごと入っていて、柿の柔らかさと食感に口溶け

純さんから後ほど、「私ここのお菓子好きなの」と

柿衣

純さんの好きなお菓子屋さん情報をゲットしました。

2018年11月19日月曜日

3:19

今日朝から友人と話をしていて、やはりもう一度先延ばしにしてしまっていたことをしっかりやろうということになり、
やはり将来はしっかり英語でも交渉が出来て、自分の心と同じように話せるようになりたいと。

とにかく英語を話すのが苦手で、なぜイギリスに居た時にもっと友人を作るなり出掛けるなりしなかったんだと未だに思うけど
その時はそれがいっぱいいっぱいだったのだと思い、
帰国してからも色々と英会話スクールやマンツーマンやと通うけれど、
本当に興味が持てずに徐々にフェイドアウトしてはまたすぐに思い出すという感じが続いていました。

いや、もういい加減自分のビジョンがあるならばやるべきだと、
留学を今のところ考えて居ないのであれば、まず興味が持てる所から始めようと、

その友人が、TEDを英語の字幕で
出来るだけ見ないように耳だけで聞いてるというので、
私もTEDを開き、聞き始めた。
記事に興味が持てるものにしないと本当に聞いてないので、
一先ず短めのものから攻める事にした。

そう言えば昔、
京都大学に行った友人が映画を耳で聞いて全部英語で紙に起こしていたのを見たことがあった。
早速それを試してみる事に。


まぁもう聞こえるままに書きすぎてむちゃくちゃなんだけども、
この内容が今の私にとても良くて、

私はこの英語学習を30日間続けることにする。

虫食い

最近思う事、私の携帯が古いお陰で色んな不便も極まりないのですが
インスタグラムが使えなくなってから、多分何の気なしに見てしまっていたツールではあって、きっと永遠に見れるものなので
世の中の色々を見るには物凄く便利だけどその分、自分が今何をすべきかが遠ざかっていたような気がする。

私はいくつも色んな事を同時にできるほど器用ではないので、
色々が散漫になってしまって、
でもしないといけないとなると、一つ一つ時間と思考を使ってそこに注ぐことができる。

それは最近会った友人の極めて堅実な考えを聞いて、
それもかなり一理あると思い
私はきっと自分がこういう仕事に就いていなかったらSNSは皆無だっただろうと思う。

とても古典的なやり方でしか、人と関われない。
気になった人には必ず会いに行く。
何度も何度も会いに行く。そして話をして、人生の少しずつを少しずつ知る。

多分今までもそうやってやってきた。
便利な世の中だからメール一つで終わらせられる事もあるけれど、相手の顔を見ないと分からない事もある。
喜ぶ顔は目の前に居ないと見れないし、
本当の所はどうなんだというのも、しっかり顔を見ないとつかめない。

そうやって好奇心や興味のもと、そこに足を運ぶ事がやっぱり大事だと、思う。
その時のそれは自分の中にしか残せない。

自分の人生もこれまでのことは自分にしか分からない事が多い。

何だか色々が使えなくなってまたそれはそれでとても大切にしていた自分のやり方を思い出したようです。
しばしこの時間を大切にしたいと思います。
今やるべき事を今思いついた事はとことんやってみようと思う。



2018年11月18日日曜日

あさみちゃんのビスコッティ

先日、あさみちゃんとお昼ご飯を食べました。

あさみちゃんとはまだそんなにたくさんお会いした事が無いのですが、
お家で餃子パーティを開催してくれて、
お家に到着してからも延々に私どものために餃子を作り続けてくれました。
久々に目の前の人が作ってくれたご飯を食べて、
人が作った味を感じて感動してしまいました。

そんなあさみちゃんに、
この前和歌山のおじさんのところへ行った際に頂いた蜂蜜を
瓶に詰めて持って行きました。

「たった川の蜂蜜」というワードで(ちゃんと聞いていたんですけど漢字を忘れてしまい、もう一度確認します)
サラサラしていて、
マヌカハニーの後味が残らない感じの味でとっても美味しくって。

そして今あさみちゃんから
「この蜂蜜でフィナンシェを作るよ」と。
私は蜂蜜は温かい飲み物に入れるかパンに塗るかしか思いつかないけど
あさみちゃんの餃子もパテもビスコッティも本当に美味しくって。
あさみちゃんの作るものがとっても楽しみです。

この日、京橋にあるIdemi Suginoさんという洋菓子屋さんを教えて貰いました。
14時頃はまだケーキが残っていたんですけど、
夕方になると何も無くて。
お持ち歩きのお時間が1時間以上になると持ち帰るのが難しい場合もあるみたいです。
また誰かのお家に行く時に並んでみようと思います。

この日はあさみちゃんお勧めのジャムを買って帰り、
これまた食べた事の無い、大人と子供を行ったり来たりするようなお味でした。

ちょうどホールケーキの予約も15日から始まったみたいです。


和歌山の古座川、一枚岩がある所です




2018年11月17日土曜日

バレー部のキャプテン

高校時代の友人が、誕生日のお祝いをしてくれるというので先ほど会って来ました。
結構久しぶりだったので、何を話そうと若干ソワっとしたのですが
もう顔を見たらあの時の笑顔のままで話が尽きるまで話しました。

出会いは高校一年生の時で、一番前の席に座って、休み時間も誰とも話さずにいる彼女が気になって。
今も変わらず本当美人で、本人は頑固って言ってますが、ちょっと天然で、全然飾らなくて。
自分にとって不必要なものは自然と入れてない感じが、最高でした。

自分にこんな友達がいるんだということがとても嬉しく、
これからも末永く大切にしようと思いました。

お香

携帯が古すぎて、色んなアプリのバージョンアップに伴い使えなくなって来ている。アプリはよしとして、検索が出来なくなってきて、辞書レベルじゃ追いつかなくなってしまった。

今日はインスタグラムも使えないし、最近更新をおろそかにしてしまっていたブログを久々に開いてみた。
書きたい事はたくさんあるのに目の前の出来事がスペシャルなことばかりで文章が追いつかない。今は静かに部屋でお香を焚きながら沈静している。

因にお香屋さん、
多分どこにでもあるかも知れないんですけどKITTEにある薫玉堂さんで購入しました。

「音羽の滝」「丸の内1933(KITTE限定)」「八瀬の薫衣草」
色んな気になるお香をお店で嗅がせて下さるのですが、
一回一回鼻を戻すのに、お茶の葉を嗅がせて下さるんです。

お香って、結構ベースの香りがお香ベースでそこから仄かに凛と匂いが分かれる感じなので、結構集中しないといくつも嗅ぐのは難しくって。
間に挟んでくれるお茶の葉は完璧「お茶」なんですけど、
お香へのコメントが思いつかない。

この3つを家で試して、「八瀬の薫衣草」がなんとなく好きなんじゃなかろうか。
お香の良い所は家に帰った時、出る前に焚いた香りがほのかに残っているのが良いです。強すぎず化学的すぎず

KITTEの薫玉堂さんのブログを見ていたらお香のワークショップがあるそうです。
調香体験。色んな体験があるんですね。



2018年11月2日金曜日

日常その1

僕はめちゃくちゃ気に入って大切にしていたヘアバンドを
多分家の中で無くして(涙)
(涙)←ってこういうときに使うんやわ。

今日SECOMさんが点検に来るからと家を極上に綺麗に、色んなものを捨てに捨て
空気の吸いが良くなったのは良いが、どこを探しても無い。
いつもの所定の場所にもなく、
歩いててもトボトボという効果音が付いて回って目も開けられないよ(涙)


2018年10月26日金曜日

プーさん


今月は飛行機にたくさん乗った事もあってたくさんの映画を観ました。
機内で観ると心から集中出来るので、爆発的なアメリカ映画で笑う所は笑って、
しみじみ泣く所は泣いて、機内だと感情がそのままでいいのが映画を観た気になります。

ワールドの映画も観てみたり、それだけじゃ分からないけれど
それぞれの国の映画の空気が感じられて、ワールド映画も良いなと思いました。
ネットフリックスに繋いでるのに全然家で落ち着いて観なかったけど
今は帰ってからも何かしら観たいという気持ちになっています。

国際線にたくさん乗るから「プーと大人になった僕」が機内でも観れるんじゃないかという下心がありましたが、海外から帰ってすぐに観に行きました。
最初の方はもう子供心が蘇って、キラキラが止まらず、
プーさんの声を聞いて、プーさんってこんな声だったんだと、こんな性格だったんだと。
そして何よりプーさんの体毛が黄色ってことがやっぱり凄い。

12歳の時に使っていたプーさんの黄色の消しゴム、今でも大事に使ってます。


予告編画像よりお借りしました

2018年10月25日木曜日

フラガール 秋田公演

10月という塊が一気に過ぎ去ったようで、一つ一つの記憶が濃いのに薄いです。

東京で大盛況に終わった舞台「フラガール」が秋田でありました。
ここで告知するのを忘れてしまって、すみません。まさかこんなにロングランになるなんて
秋田、昔ゴールデンウィークを使って東北を巡った以来でした。

秋田には行ったものの自由時間は無くて、この度もたくさんのお客様とお話しさせて頂き、無事に終わりました。
色々ショーでも全国をツアーで回って感じる事は、その土地その土地でお客様の様子が違うこと。
秋田のお客様は参加型で、突っ込まれるところを先にお客様から突っ込んで頂き、たくさんの驚きや喜びの声、確と届いております。
ありがとうございました。

秋田を振り返り、何を写真に撮ったかなと、

劇場の裏に咲いていたコスモスと
美味しい秋田の朝ご飯

空気が思いっきり吸える宿からの景色

そして今回の秋田の稽古場が映画のフラガールの稽古場のようでした。
その隣で秋田公演無事に終了です。
次はフラガールの本拠地、福島での公演が決定しました。

徐にビッグニュースです。

2018年10月24日水曜日

太陽のにおい


しばしの間、日本の外に出ていました。
土地も空気も気候も違うところに居て、その自然をふんだんに感じたかったのだが、何だかそんな余裕も無く、帰りのホテルから空港までの車の中で漸く自分はここに居たんだと、心から景色を見ました。

太陽の温かさや太陽が色んな色を有効にしてくれていること。
大きな巨大な空間が一緒に存在している事。こんなに地球って凄いんだと思う事が今まであまりなかった。自然って凄いとか、自分の生まれ育った故郷なら風のにおいでもうすぐやってくるものが分かったり、だけども本当にhugeな空間には私はやはりそこに存在してるだけだった。
皆ちゃんと分かち合ってやってた。リスも鳥も。

いつものベッドに帰って来て、本当にあそこにいたんかなと幻に思えて来る

2018年9月10日月曜日

ステップ

先月、実家に帰った時に母に靴を貰いました。
それがとっても素敵な靴で、母曰く「色々モノ整理しててんけど、これだけは高うて捨てられへんかってん。イタリアの古城で履いたやつやで」

このあともだいぶイタリアの古城押し。どこよ

とにかく履きやすくて歩きやすくてとかそんなことばかりを考えていたが為に家にも靴の数がそんなに無くて。だけどGLOWの撮影に携わるようになって、リアルクローズを知って、お洋服を順々に着ていくそのプロセスでもスタイリストさんのスタイリングに感動しながら、最後靴まで辿り着くんですけど、今まで履いた事もなかったようなものばかりで、こうやって合わせるんですかといつも心が輝く感覚があります。そんなトキメキを知って、母が捨てられずにいた素敵な靴を幸いにもギリギリ履く事ができて、非常に嬉しくて、あの場所にはこれを履いて行こうとか、ある意味色んな敬意を相手に示すものとして靴がなんとなく重要な気がして来ました。

同じ靴をぼろぼろになるまでいつも履いて、ぼろぼろになってもそれがまた可愛くて履いていたから靴のサイクルが多い訳じゃないけれど、非常に靴に興味をもってオンリー靴屋さんだけに入って色んな発見に今は驚いています。

写真は GLOW 10月号です
ph 森脇コーチ
Styling 天水さん
H&M 豊田ようすけ氏
text 土谷さん


2018年8月15日水曜日

奥地

今日も美味しいお米が炊けました。最近お米がうまく炊けるようになって嬉しいです。



昨日、「アマゾンの料理人」という本を読み終わって、朝から生命力に溢れていました。
こんな人生を歩んでいる人が居るなんてと、
自分が今まで挑戦だ挑戦だとか言ってる事が何か違う気がして、
挑戦とか言ってる時点で遅いのかもと思いました。
やる人はそんなこと考えずにもう直感と判断で動いているんだと。
とんでもなく感動してしまって、読み終わって自分の部屋のリビングを行ったり来たりしてしまって、この気持ちを処理出来ずに、震え上がる感動は今しかないと思い、ただただ素敵な本に出会えたことと生命力の輝きを与えて下さった感謝の気持ちをシェフに送りました。

私の好きな食べ物はチョコレートとハンバーグなのですが、自分が好きだったチョコレートの原材料カカオのカカオ村の現状など初めて知る事も多くて、小さい頃にチョコレートを作りたいと大人の人に話していて、
「へー、ひろみちゃんチョコレート作りたいの。チョコレート作ったら食べさせてね」とか言われてたけども、(じーーーーー)
私がカカオを育てたいという意味で言ったとは誰も思っていなかったはず。
私、もう一度美しいカカオを知ったところでもう一度チョコレートについて考えてみようと思う。食べる。

本に書かれているシェフのレシピはどれも美味しそうで
アマゾン産のほにゃらら(食材)って書いてあったり、確実に今用意出来ないんだけども、
「プーリア産ムール貝とトマトのスープ仕立て」
を早速作ってみました。
ムール貝高かったのでアサリを代用してしまいました。早速すみません。エシャロットもすみません玉ねぎにしました。
無事に出来上がりまして、お塩もいれていないのにアサリの旨味で本当に優しく美味しくて、買って来ていたライ麦パンと一緒に食べました。

そして今朝、ダストボックスにアサリの貝を入れていて、何かの拍子に倒してしまって、縄文人の貝塚みたいな光景がリビングに出来上がりました。こんなにたくさんのアサリがおいしい食卓にしてくれたんだと改めて貝塚に感謝をしました。


ショーケースの中の世界

昨日オーディションが銀座であったので、その帰りにGINZAシックスに立ち寄ってみました。この前のブログにアクセサリーについて書いていたのでフラフラとアクセサリーが売っているセクションに行ってみて、ショーケースの中を見ていました。
売り場のお姉さんがとても気さくな素敵な方で、色々試着をさせて下さって、今までは見ているだけで、ショーケースに入っているからなかなか試着したいとも言い出せず、
アクセサリーに興味が湧いてまだ時が経っていないので何が自分にとって好きなのか分からないとお姉さんに言いました。

お姉さんとたくさん会話をさせて頂いて、J.HannahというLA発のブランドさんが素敵だという結果になって、




是非インスタも見てみて下さい

最近こういうお洋服が着てみたいとか色々思うようになってきて、
好きなジュエリーとかをさらっと着けられるような大人になりたいです。

2018年8月13日月曜日

G

この前撮影でお会いしたeditorの藤岡さんにお名刺を頂いたらば
「彫金と編集」と書いていて、何とも興味深く、そして藤岡さんの着けているゴールドのアクセサリーが非常に格好良くて、ゴールド素敵だなと思うようになりました。

家にアクセサリーというアクセサリーがそんなになくて、
アクセサリーはシルバーのアクセサリーがなんとなく良いなと今まで思っていたので、ゴールドのアクセサリーを一つも持っていませんでした。

今年の秋はゴールドのアクセサリーに挑戦してみたいです。
色々インスタグラムで見ていて

@stylepinesさん
シャツにこういう二個付けもかっこいい


@rosedorca さん
僕もちょっと可愛いワンピースとか着たいな。(でも僕の方は胸元は開いてない方が良いです)

@rosedorca さん
こういう丸いのが可愛い気がして来ました。


@stylepinesさん
二個付けですね

@rosedorcaさん
これも素敵だなん。

どこに売ってるか全然分からない。
新しいものに興味が湧いたことを大事にして街を楽しみに歩いてみます。

2018年8月3日金曜日

小さな筋肉楽器

猫長老先生のところへ行って来ました。
田園都市線えっちらおっちら。駅から下りて徒歩20分強
暑くて暑くて。到着した頃に先生に
「バス出てるけどね」

知っとります知っておりますとも。だけど20分ごときでバスに乗るか田舎っぺ山育ち。
そして東京では見れない住宅街と道路脇に咲いてるひまわりとかを見ながら歩くのが楽しみでもある。

猫長老先生に、前回恐る恐る歌をやりたいと言ってみた。今まで声の出し方や口の中の細かい筋肉を知る事に重点を置いてやってきた。だけどある人と約束した。そして僕がこの世で苦手なものは歌と、ダンスと、水泳!
コンプレックス無くしたい。僕は人とカラオケに行くのが苦手だ。行ってもひたすら歌詞を見て、感動したり頼むからマイクを私に向けないで下さい。

そんな歌を歌うのが苦手な私が歌をやりたいと。
猫長老先生に出会って、何年だろう。結構長いの。だけど、声を出す事への意味に付いてあまり重要視していなくて随分行かなかったり、だけど何年も経って自分がお芝居するとは思わなくて、そんな時、猫長老先生という先生の存在を知っていて私は本当に良かったと、出会ってから間が空いて、何年も経ってしまっていたのだが恐る恐る電話をして再会したのだ。相変わらずストイックというか声帯の研究と、いつまでも研究をしているイメージですが、私が歌を歌いたいと言った時には、「ヒロミに歌を教えるのは大変だけど」
ええ、そうですともそうですとも、
ピアノで一音ポーンって先生が叩いたら、ドーン!くらいの的外れな音程が返ってくるんですもの。自他共に認めるやつです。

「だけど僕にとっても挑戦だ」とあの手この手猫の手で
昨日も新しい筋肉を知ったのと、何だか声を出す前に音程をカチャカチャっとやってるような感じを知った。

昨日はエンリコ・カルーソーさんという人を知って、今聞いてるんだけども、昔の1909年とかで、歌声よりバリバリ音が凄いよ。

2018年8月1日水曜日

静かな先に

表参道ヒルズ 同潤館ROCKETにてフォトグラファーのKana Anzai氏による写真展が開催されています。
とは言え、8月1日明日まで!日付変わってしまった!言うの遅くなってしまったーん。もう3回くらい行ってるのに!
実は私も携わらせてもらっています。舞台のお稽古も架橋に入っていた頃なんですけど、
マネージャー伝いですが熱いメッセージが届いているとの事で、稽古の前に現場に足を運びました。そこにはメイクのcocoさんから独立したコトさんと、ヘアーのTETSUさんから独立したキタさんと初めましての安西さんがいらっしゃいました。
コンセプトを聞きながら、カメラの前に立つ前までの時間で皆と心から話をしました。そのとき、どこか共通のなにかがあると感じて、今日はこの会話で心が集まったという感覚で撮影に入りました。キタさんが解かしてくれる髪にはどこか懐かしい感覚が蘇って、その髪の世界にどんどん引き込まれて、そこをずっと安西さんはシャッターを切っていました。

その場の空間に皆の心が同化していたような感覚になって、久々に対峙して、繊細なシャッターを切る人だなぁと思いました。
安西ちゃん、凄いのよ。彼女の切る所が凄いの。途中夢中になって、焚いていたロウソクで毛先がちょっと燃えてしまうくらい、撮影に溶けていました。




メイクのコトさんにメイクしてもらっていた時に発見したカラーパレット。
凄いのよ。もりもりで全色はみ出してるの。

一つ二つなら、分量を誤ったんだなって思えるけど、全色もりもりに蓋の裏に付いちゃってるから。コトさんの懐が伺えるカラーパレットがとっても可愛くて、いつも前に前に、自分の人生をしっかり進めているコトさん。メイクが好き。ウイスキーが好き。


どうぞ今日までなのですが、是非足を運んでみてください。

2018年7月31日火曜日

あなたとあなた

行きたいお店を探していたんだけども、見つからなくて
その代わりに素敵なお店を見つけてしまった。


最近ワインをちょこちょこ飲めるようになってきて、ここのワインがとっても飲みやすかった。まだこういうのが好きだとか、数もこなしてなくて伝え方も分からず。
調べてみるとこのお店、国内でも随一のナチュールが豊富な品揃えなのだそうだ。
へー!
へー!しか言えない。ナチュール聞いた事あります。きっともっとワインとか知れたら御料理のあれこれとも、楽しみがさぞかし増えるんでしょうね。
マリアージュって言ってみたい。

御料理はとってもボリュームがあるのできっと何人かで行くととても楽しいお食事になると思い、お店の大きさも何だか好きで、私が行った時もお店はいっぱいで、(いつも予約がなかなかとれないほどの人気なんですって)結構お洒落な、何のお仕事をされている方なんだろうという方も多かったです。
それにしても何だか色んな様子が忘れられない。
ワインのボトルを見せて貰った瞬間、初めて口にした時の舌にあたった感覚、店内を見渡した先、カウンター席に座っていらっしゃったご夫婦の背中、その隣にお洒落な三人組男女、テーブル席のご家族。こんなにも記憶と照明の光が心に残ってる。
私初めてここのカウンター席に一人座って、一杯のワインを飲みに来たいって思ってしまった。

忘れられなくてまた行きたい。

2018年7月29日日曜日

初GLOW




初めてGLOWさんとお仕事をするに当たり、読んでいたのですが
お洋服もアクセサリーもお化粧品も欲しいと思うものが見つけやすくて、知らなかったブランドを調べたり、新しい発見がたくさんありました。






 9月号
ph Yuji Takeuchi
St Yumiko Miura
hm Kyohei Sasamoto

2018年7月25日水曜日

僕のほぼ日手帳

ほぼ日手帳と撮影で出会ってから私の手帳はほぼ日手帳になった。
マンスリー、ウィークリー、一日一日のページがついていて、サイズとしては大きいのだが、毎日ちょっとしたことを書き留めるのに物凄く良い。

忙しい時期が続くと、この前の舞台稽古のように3ヶ月間身も心も落ち着かない日々を過ごして、自分のペースは乱れて、自分の心の声が分からなくなる。その代わり稽古場で全力で生きてる。そんな時は自分で書くという行為が全く出来なくって、空白になってしまった。所々休みがあったのでその時に何かを少し書いていたりするのがほとんど3ヶ月白紙だった。舞台が終わって、その時の精一杯を毎公演出し切って、終わった頃には自分の中身は真っ新になっていた。それを楽しみたくて毎日色んな実験をしてみた。心に浮かんで来る言葉を書き留める作業。それを書いていると、1ページじゃ足りなくなって、月日を遡って、日付を書いて、数ページ書き始めている。今年のほぼ日手帳は全ページ埋まるんじゃないかと思っている。
イギリスに居た時も壊れた配水管のように心の中から溢れ出る言葉をノートに綴っている。何を書いたかは覚えていないが、恐らく初めて見る世界と言語に打ち拉がれながら、日本語を喋りたくていっぱいいっぱい書いていたに違いない。冬のイギリスの空みたい心で。

今でもそのノートを開く事が出来ないでいる。物凄いエネルギーを持っているだろうと、そのときに撮った写真もやはり今見返してもとりつくろうものもなく、どちらかというと負のエネルギーを発しているものも多い。だけどそれが生きてるってことでもあった。当たり障りの無い事が表現ではない。正でも負でもその時の精一杯が何らかのエネルギーに繋がってる。負だからって悪い写真じゃない。むしろ物凄く私は惹かれる。恋いこがれてる。何年経っても色褪せない写真だもの。よく生き抜いてくれた。耐えてくれたって、そのとき大人だったけど、何だか小さい子供みたいに見える。むき出しの。

話がずれてしまった。また今思い当たる事をずっとずっとほぼ日手帳に書き留めている。自分を知るのにこれが多分いい方法なんだろうと思って。続けてみて、思い浮かんだ事はどんな小さな事からでも動いてみている。

2018年7月21日土曜日

すっくとしたプーさん

3日間、SUQQUさんとお仕事をご一緒させて頂いて、
SUQQUさんとご一緒するようになって、何シーズンだ。3シーズン。
SUQQUを使うようになってSUQQUの良さが分かって、お化粧品の、私は普段日焼け止めとリップだけの日もあるのですが、
リップって、その色だけが顔の中でポイントになりすぎていたり、リップの色に顔全体が持って行かれることがよくあるのだけれど、SUQQUさんのカラーは、ちょっと手元にでも試し塗りして頂くと分かるんですけど、自分の肌の色にスーっと溶け込むように馴染むんです。
アイシャドウもどういう訳か、キメが細かいからなのか、この色難しいけどやってみたかったっていう色も、のせたらどこかの瞬間からグッと奥深く、その鏡の前の自分がそれを認識して更に、心からその女性像に近付くというか、その人の肌の色に寄り添って引き出してくれる、そんな印象があります。

話は小学生の頃に一度飛びまして
私には好きなキャラクターがいました。「くまのプーさん」
くまのプーさんが好きで、パンツもくまのプーさんを履いていたことがありました。
ある日いたずら好きの友人がスカート捲りを楽しんでいて、その日僕のパンツはプーさんで、捲った瞬間、その場の空気が一瞬止まりました。
その子はもう、何か遊ぶ対象を見つけたように喜んで、黒板に、
「ひろみのパンツはプーさんのパンツ」とエンドレスに書くので、私もエンドレスに消して行きました。毎日毎日「ひろみのパ・・・」って嬉しそうに大きな声で言いかけるので全力で「ワーーー」と言っていました。

パンツまでプーさんにするほどの好きなものって今あるだろうか。モノが多すぎて、次々に色んなものが現れて、この目の前のモノの価値を自分で感じたり考えたりする間もなく次がやって来て。
SUQQUに出会って初めてお化粧に興味が湧いて、これを使ってみたい、これは?と思うようになりました。毎日使ってみて、この良さを知ってしまって、何が良いのか、自分にとってどうなのか、しっかり向き合って初めて凄い、これは良いって言えるようになりました。
なかなか、すぐ売り切れてしまうので、入手が困難なものもたくさんあるけれど、好きな化粧品があると、やっとお化粧好きの友人と話が出来る。その人の綺麗を知って欲しいってプレゼントができるようになりました。
女性はやっぱり美しくなる事を諦めちゃいけない。貪欲に知りに行かなきゃ。

プーさんありがとう

2018年7月20日金曜日

酢豚

ここ数日、ずっと酢豚が食べたくて、やっと今日酢豚を作りました。
「生姜焼き用肩ロース」はあったんですけど酢豚に最適な豚が分からなくて、精肉屋さんのお母さんに、「酢豚」ワードを投げかけました。
そしたら上からわざわざ150g、料理しやすいように切って来て下さって、美しいお肉とお母さんへの有り難さと酢豚に一歩近付いた事が嬉しくて。
今度は近所の八百屋さんで、この前純さんにトウモロコシご飯の作り方を聞いていたので、「トウモロコシ」のワードを投げかけると、これが美味しいと段ボールから出して来て下さって、レジのお姉さんに「いつもありがとうございます」って言われたんだけども、私がこの店中に響き渡るくらいの大きさで「ありがとうございます!」を叫びたいぐらいだよ。

御陰様で本当に美味しい酢豚を作る事ができて、とうもろこしはいつものご飯の炊き方と違って、ちょっとだけ水の量が失敗した気もするけどとても美味しかった!夏だ

2018年7月17日火曜日

新月の夕暮れに



純さんのお家のキッチン道具やお皿がお洒落で、
私もこれから御料理をしたいと思える道具を揃えていきたい


2018年7月14日土曜日

与えてもらったもの

「四月の君の嘘」の映画を観ようと思ったらアニメバージョンを見つけて、
アニメがよく映画化するので、見てみようと見始めてみました。
そしたらとまらなくって、
後から調べたらワンピースの作者、尾田さんが嫉妬した漫画でもあったそうで、
『インターネットで面白い漫画を探して読んでも普段なら1、2巻で読むのを止めるのに、締め切り前に気分転換のつもりで『四月の君の嘘』を読んだら全巻読んでしまい、自分の原稿を落とすところだった。。。。(省略)「グイグイ引き込むんじゃないよ!』  ほんのひきだし」より

と更に読み進めると、私は映像で見てしまったけど、確かに漫画だと物凄く難しい事なんだと。


アニメは幼少期に見たドラゴンボールと、セーラームーンで止まってしまっていて、小さな頃のそのままの胸で見ていたので、何かこだわったことを言える訳ではないけれど
この映画を観て、小さい頃から習いたかったピアノを習うという夢を行動に変えてくれた作品になりました。与えて貰ったものがとても大きかったです。

そして、舞台が終わってから初めて猫長老先生のボイストレーニングに行って、
今回の舞台の作品で色んな方に言われた事は、
「やっと緊張せずに見れた」「今回は皆と馴染んで見えた」
今までどんな気持ちで見てもらっていたんだと思い、緊張させていたのかと申し訳ない気持ちと、でも成長というものも感じて頂けたんだと受け取って、これからも苦手な事は一生懸命練習をすると誓いました。私には究極に苦手な事があるのですが、約束と、また進み始めます。
猫長老先生よろしくお願いします。

2018年7月12日木曜日

服の次元


昨日はとっても素敵な一日でした。朝の6時から撮影が始まって、日にちが変わるまで本当にたくさんの方にお会いしました。
舞台が終わってから、自分の今までの生活が思い出せなくって、だけどそれはそれで物凄く新しい世界が広がっているような気がして。
舞台をやったことで一度離れたところからファッションを見てみて、新たな発見と、そして人として新たな気持ちで会話をしているような気分です。

もっともっと自分のファッションも楽しんでいいし、そしてモデルとしても、まだまだ難しい服があって、まだまだ知らなきゃいけない流れと動きがあると、昨日の撮影でも思いました。やはりもっともっとお洋服の気持ちを考えて、そしてそのチームの撮影の、ページの意図も、空間も、もっともっとあらゆる次元からの見え方があるって、昨日何だか気付きました。また今日から服の新たな見方を追求していこうと思います。

2018年7月8日日曜日

石川県のカタチ

今行きたい所がたくさんあって、
一つは石川県

昨日、山田睦美さんの陶芸展に行きました。


睦美さんご本人がいらっしゃって、普段は能登で制作をされているそうです。
遊びに行ったら石拾いに連れていって下さるとのことで、睦美さんと石拾い。今から凄く楽しみです。睦美さんのホームページが見当たらないので、
是非インスタグラムで @mutsumi._yamada  素敵な作品をみてみて下さい。
とっても素敵な方で、お会い出来たことが嬉しいです。


そして先日のフラガールの舞台に、金沢から足を運んで下さった陶芸作家の今西さん
高校の先輩でもあって、以前奈良に帰った時にアトリエにお邪魔して、そしたらたまたま帰っていらっしゃって、ご挨拶をさせて頂きました。
この度素敵な小物入れを頂いて、今西さんの手仕事で作られたものが今私のお家に飾られています。素敵な小物入れ。これを見る度、自分にはフラガールという素敵な演目に出会ったという事が思い出されて、ずっとずっと大事にします。
7月から3ヶ月、JR金沢駅で今西さんの作品が展示されるとのこと。

http://www.chunichi.co.jp/article/ishikawa/20180621/CK2018062102000039.html
これは見に行かねばなりません。




seccaの上町パイセンにもお会いして、舞台を観に来て下さったことで久しぶりにお会いしました。上町パイセンはいつも目がキラキラしてて、邁進してて、新しい事をいつも考えてて、とにかく打ち合わせに追われています。
凄く久しぶりに話したけど、相変わらず面白いプロジェクトに携わっていて、パイセンの話にはいつも夢があります。





2018年7月6日金曜日

身も心も

千秋楽の次の日は新しい雑誌の撮影から始まって
3ヶ月間で身も心もムキムキになったので新たな気持ちで過ごしています。
本当にたくさんの方々に観に来て頂いたので、お礼を申し上げつつ、
今回初めてSNSで告知をさせて頂いたところ、お会いしたことが無かった方も来て下さって、終演後お話をさせて頂きました。今までSNS上でメッセージを下さっていた方々が目の前にいらっしゃって、それはそれは、今までのメッセージが急に立体的に見えました。
一生懸命その思いを伝えて下さり、私は感動をしてしまいました。

暑い中足を運んで下さって本当にありがとうございました。終演後ゆっくりお話が出来なかった方々もたくさんいたので、でもモデルとは違う部分を観て頂けたのではないかと思います。正直観てもらう事に恐れを感じていたのですが、温かい言葉をたくさん頂いて、毎回舞台を重ねるごとに気付く事が増えて、これからも一生懸命頑張れる時に一生懸命頑張ろうと思いました。

昨日は3ヶ月間本当にスケジュールにご迷惑をかけてしまった事務所の皆さんにお会いして、その前に、社長のお誕生日が3月だったのですが、その頃私はタヒチアンダンスのレッスンが始まった頃で、どうにもこうにも出来なさすぎて暗黒の気持ちだったので、やっと心新たに、お誘いすることが出来ました。

社長に5年前に連れて来て頂いた事がある、神楽坂の鰻屋さんです。
社長と食事をするのも久しぶりで、だいたい二人となると、雷が落ちるか何らかの伝達事項かだったので、5年前は、「イギリスに行って来ます。イギリスで何も無かったら私、モデルやめて奈良に帰ります」と言った思い出がある席でした。

舞台の話と、私にはまた社長から一生大事にしようと思う言葉を昨日頂きました。
まだ舞台が終わったという実感もなく、今は散らかっていたお家を片付けながら、皆さんから頂いたお手紙を読みながら、過ごしています。自分が3ヶ月前はどういう日常を過ごしていたのか思い出せないので、また生まれ変わった気持ちで毎日を過ごしていきます。もっと伝えたい事がたくさんあるのですが、今日はこの辺りで。


写真は観に来てくれた玉ちゃんが撮ってくれました。

2018年7月3日火曜日

千秋楽


無事に千秋楽を迎えることができました。

2月のオーディションから始まって、3ヶ月間1日8時間の地獄のダンス稽古。全くダンスの出来なかった私は、出来なくて出来なくて、辛くて辛くて。
初日を迎え、初めてお客様から頂いた拍手で、このために今までやってきたんだと、やっと、やっと。今まで流した涙とは違うものでした。

そして昨日、千秋楽を迎え、いつまでも鳴り止まなかった拍手に、スタンディングオベーションというものを初めて舞台から見ました。
舞台に立つということが今まで物凄く怖くって、明るくなった客席を一同に見た時の、見て下さった方々の表情がどんなに温かかったか。初めて「自分は舞台に立っているんだ」という感覚を覚えました。全公演満席という、来て下さったお客様、皆様がいて分かることがたくさんあって、教えて頂くことがたくさんあって、たくさん成長させて頂きました。

暑い中、足を運んで下さって、途中途中、終演後、開演前、どんなに温かい言葉を皆さんから頂いたか分かりません。初めて告知をして正直物凄く怖くって、でも今のありのままの自分の精一杯を見て頂けたと思います。

応援して下さった皆様、本当にほんっとうにありがとうございました。もう感謝しても感謝しても止まらないです。
今日からまた新しく始めます。


2018年7月1日
昭和芸能舎版 舞台「フラガール」千秋楽



2018年6月12日火曜日

今日、怒濤の稽古がお休みで、やることはたくさんあるのですが、こんなに気持ちがゆっくりした朝は久しぶりです。色んな方からのメッセージが朝起きたらたくさん届いていて、本当自分が舞台に立つような人生になると思わなくって。
だけどいつも誰かが拾ってくれて背中を押し続けてくれて、恐る恐る飛び込んで、意地と根性だけで何だかやってきたところもあったように思います。ギャーギャー言う私にたくさんの生きるアドバイスや、たくさんの言葉を下さって本当色んな人に支えてもらって今ここに居るんだ思うと、もう有り難くって有り難くって。

この3ヶ月、ダンスが全然出来なくて、一生懸命指導して下さる先生やガールズの皆、あと2週間で本番を迎えて、3週間後には皆散り散りまた元の生活に戻る。私のこのフラガールをやるという3ヶ月が人生にとってはたったの3ヶ月かもしれないけれど歴史年表からすると大きなビッグイベントです。まだまだ芝居もダンスも出来ないけれど、全力で最後まで一生懸命頑張ろうと心がまた整いました。




2018年6月5日火曜日

稽古の日々



朝は三田和代さんの朗読「花の色は・・・」を聞きながら心支度をして
桂枝雀師匠の落語を聞きながら稽古場に向かっています。

稽古して、寝てても稽古して、起きて稽古して、稽古して稽古して

昨日は少し早くに稽古が終わったので、事務所に行きました。届いていた雑誌の写真について社長と話していたのですが、自分の新しい顔を最近確認出来るようになって、少し喜怒哀楽がはっきり見えるようになったというか。
これもきっとお芝居をして心の感情をいつでもオープンにする感覚を少し知ったからなのか、私にも分かりませんが、まだまだそこに色んな表現の幅があるなと写真を見て楽しみになりました。

もう一つ最近の変化としては、ほぼほぼ休みがない分これがしたい、あれが観たい、食べたいという欲も自分の中に確認出来て、自分ってこういうことが好きだったんだなと思ったりもしています。

この前のお休みは全部詰め込んでしまいました。
カツカレー、観劇、映画
何度か来ている「そよいち」さんが、お稽古をしているからか、いつものお店の方々の役割や配置が舞台のように見えて、舞台を観ながらカツカレーを食べた気分になりました。

モデルのかやちゃんの親友、さわこちゃんが脚本・演出をつとめる舞台


前から観たいと言っていた映画「モリのいる場所」

沖田修一監督の映画、初めて観たのですが、舞台が終わったら全部観てみようと思いました。
こういう映画を観ると「男はつらいよ」がまた観たくなってきて、終わったらいっぱい映像を見てまた新しい発見と感動をしたいです。




ここからは連絡事項になるのですが、舞台版「フラガール」御陰様で6月30日15時の回、7月1日15時の回が満席を頂きました。ありがとうございます。
前回のブログでご興味を持って下さった方々、予約はこちらから
お知り合いの方は直接ご連絡頂ければと思います。



2018年5月30日水曜日

休みの日

地獄の一丁目(脚本・演出の羽原さんより)と呼ばれる芝居稽古が始まり、今日は一日オフになりました。
3ヶ月間ほぼほぼダンス稽古で、お休みになると何をしようかと、なる前はあれをしよう、これをしようとたくさん考えているのですが、いざ休みになったら、連絡事項があったなと、とりあえずそれを終わらせたら、舞台の衣装のことや、台本のことや色々気になって、結局頭は休まらず、でもとにかくやると決めた3ヶ月はしっかりやりぬこうと、猫長老先生のボイストレーニングに行ったり、とにかく台本を読んで読んで、稽古場で新しい発見ごとを次の日の稽古にトライしてみたり、毎日挑戦を重ねています。
羽原さんと昭和芸能舎の皆さんと舞台をご一緒するのはこれで3度目になりますが、毎回なるほどと思う事も増えて、昨日は稽古後に役者の方々に色々質問したりしました。声の音だったり、テンポに緩急、そのテクニックが素晴らしくって、まさか自分がお芝居をするなんてことが人生に組み込まれていると思わなかったけれど、何事もやってみて、そしたら今まで何の気なしに観ていた映画や舞台が色んな方面から観られるようになって、楽しむ場所や数が増えたような気がします。

趣味も無いし、あまり色んな事に好奇心旺盛なタイプでもないので、こういう挑戦をさせてもらえる事に出会えて、それが今はとても有り難い事だと、毎日朝から晩までお稽古をしています。今まで告知をすることが無かったのですが、というのも余裕も無くって、あとはビビっていたというのがあって、でも仕事でご一緒させて貰ったデザイナーさんたちが毎シーズン自分のブランドの新作を発表して、世界から色んな意見を受け止めている姿に、私もビビっている場合ではないと思って、自分の今もっているものを出していこうと思っています。

そしてSNSの反響というものが凄い事にも驚いています。インスタグラムもきっと、こういうお仕事をしていなかったらやっていなかったと思うのですが、色んな方からメッセージを頂いたり、いつもじゃ生まれない会話をさせて頂いたり、たくさんの応援をありがとうございました。また明日から頑張ります。


猫長老先生のところに行った帰り道で



2018年5月13日日曜日

夜中のハワイ


そうだったんです。ダンスのレッスンとはフラだったのです。
ダンス経験のない私は、全くもって何を言っていらっしゃるのか不明なことばかりで、どういう動きをしているのか、目がずっとまん丸でジーッと見つめる事が多かったです。そして恐る恐る腰を動かし始める事2秒で、何も動いていない事に気が付きました。

そんなことから始まって、猛練習も猛練習。。
一番最初の動画です。稽古初日からの第一弾



そして思い悩む日々、夜中我が家はずっとハワイ
出来なくて出来なくて枕が波打ち際でっせ。

そして皆がどんどん仕上がっている中、本当にリズム感もなく滑らかさもなく、夜中はずっとハワイとタヒチの南国。私は何方かと言えば日本海の荒波気質なので、ハワイの風が一つも吹いてないんだと思い、悩みに悩んで沸点に到達して遂には風邪をひきました。

そしてある日先生が別の舞台でいらっしゃらない一週間、もう少し違う風を吹かすために、お勉強を始めました。常磐ハワイアンセンターのフラダンサー達はハワイ語やハワイの歴史について勉強されるので、私どもも勉強を始めました。色んな文献を図書館で調べて、調べて調べて調べると、なんと尊いダンスであったのかと、こんな気持ちで踊ってはハワイに、歴史に、全てに失礼に当たると思い、そこから心を入れ替えました。出来ない事への落ち込みばかりで、目の前のことばかりで、私はALOHAという気持ちを全く大切に出来ていなかったんだと、私なりのALOHAを見つけました。

色んな本を読んだ中で、ALOHAの精神やフラダンスに対する精神が変わった本は
「He Wahine Hula フラのルーツを探す旅」という本です。
最後の方のページに出て来るフラを未来に伝える偉大なクム・フラたちの言葉を読んで神々に通づる神聖なものであることにゾッとした気持ちの方が大きかったです。

衣装に付いても調べておりましたらば、色んな本から纏めたものを図にしてみました。

参考文献 『イカロスMOOK はじめてのフラ 踊って、感じて・・・フラのすべてを知りたい』より

ハワイ8島、どこを舞台にした曲かによって、衣装のカラーや植物が違って、手足に着けるクーペエ、首につけるレイ、頭に着けるレイ・ポオ、大地のエネルギーは爪先から入って来ると言われているので足首、手、首、頭の順に着けるそうです。


他にフラをするにあたって見るべきDVDが3つ紹介されていました。

第3位からプリンセスカイウラニ
これはハワイの歴史を知る上でとても分かりやすいものでした。女王の自分の国への想いや、踊りに関しては女王がほんの一瞬恐らく日常的に捧げている踊りのように見えましたが、そのシーンが映し出されています。23歳という若さでこの世を去るのですが、とっても美しい方です。

第2位 ハウマーナ
フラの伝統や文化を重んじ、ハワイ語が神聖なものに聞こえて、美しい音が一晩経っても耳に残っていました。私共もハワイ語の勉強を少ししましたが、一つ一つに意味があって、そんなに心の籠った言葉なんだと、ハワイの人達の精神に感動しました。
この映画の見所はなんと言っても男性のフラ、象徴のようなものにも見えてきてとても素晴らしいです。


そして第1位はフラガール

です。今回の舞台版「フラガール」は2007年に日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞した映画フラガールの脚本家、羽原さんが舞台版に新たに書いたものです。演出も羽原さんです。
一番最初のフラガール達も三ヶ月で舞台に立ったと言われていて、私たちも必死にお稽古をしています。未だに戦いは続いていますが、そんな先を観に来て頂ければと思います。

あんまり宣伝が得意でないので、この当たりにさせて貰って、
もしご興味がありましたらこちらからご予約頂ければと思います。
http://ticket.corich.jp/apply/91182/010/

お知り合いの方は直接私の方に連絡頂ければこちらで予約致しますので、個別に連絡を頂ければと思います。とにかく一生懸命やることだけはやめないように明日も明後日も頑張ります。